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第85回 野口泰司

『ゆったりとした時間』

長雨の後、やっと秋らしい天気が続いています!皆さん如何おすごしですか。 なんとも、気持ちが良くて、小さなテーブルを持ち出して、朝昼兼用の食事をしました。 昨日、バルコニーから撮った、とても素敵な写真をお見せしましょう。

久し振りの真っ青な秋空に、ちぎれちぎれに浮かぶ雲。 左上、薄らと浮かんでいるのが巻積雲。右下、少し陰影のあるのが高積雲。 そうだとすれば、左上の雲は5〜13キロ、右下の雲は2〜7キロの上空に 浮かんでいるということになります(昔買った、小学館発行「雲」を見ています)。 「おーい、雲よ!」、本当にそんな気持ちになりますね。 耳を澄ますと、こんもりとした木々の梢の中から、強く、虫の声が聞こえてきます。 時折、鳥(シロハラ?)が木から木へスーッと飛ぶのを目撃しました。 日差しがまだまだ強いですね。

北方向に見える、桂の高木とその後ろにさらにそびえる楠。 よく見ると、落葉樹の桂は、もう紅葉し始めています。 妻の指し示す常緑樹の楠の梢を見ると、常緑の濃く密生した枝葉の、その更に先に 今年、細い枝を伸ばし、薄緑の若い葉をつけた部分が、層をなして 一寸愛らしく、確かに、はっきりと確認できました!

久しぶりで味わうゆったりとした時間が、身近にある自然や、 その移ろいを、新鮮に気付かせてくれました。

2006/10/15

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