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第196回 北川裕記

『 Julius Shulman 』

Pierre Koenig設計のケース・スタディ・ハウス#22。
夜、眼下にどこまでも広がるロサンジェルスの街の明かりを見渡す崖地。そこから大きく迫り出したガラス張りのリビング・ルーム。灯りのともった室内には寛ぐ女性たちの姿。
Julius Shulmanの撮影したこの写真は、おそらく最も有名な建築写真のうちの1枚ではないでしょうか。

不勉強な学生だった私は、大学4回生の秋に初めてこの写真のことを知りました。建築雑誌の特集記事に出ていたのですが、すっかり気に入ってしまいました。住宅の設計をしていて、窓から外を見たときのことを想像するとき等、よくこの写真のことを思い出します。

土地の起伏が多く、様々な眺めが展開する横浜。住まいをつくる場所としての横浜の魅力、そのひとつは、Julius Shulmanのこの写真のような眺めを実現できるチャンスが多いことだと思います。

2010/05/29

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