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第187回 水口裕之

『 横浜の空 』

横浜というとまずは港町のイメージだが、横浜市内中を常日頃駆け回っていると実際はそのほとんどが丘陵地だとわかる。
私も横浜の丘の上の方に住んでいるが、空が広いせいか街をただ歩いたり、車で走ったりするだけで感じる開放感がとても好きだ。
地方から東京に上京しビルの谷間から見上げる空はいつも小さくてなんだか濁っていて、決して見上げる対象では無かった。
坂の多い街は良い街らしいが、坂道を一つ越える度、曲がり角を一つ曲がる度、目の前に表れる空は広くて、青くて、とても近くにある気がする。
時間が無限だとまだ思ってた子供の頃は、空を流れる雲をただぼんやりと眺めてたことを思い出す。

2009/12/26

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