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第180回 北川裕記

『 柳ジョージ&レイニーウッド 』

名古屋で生まれました。間に引越しもありましたが、合計すると名古屋で19年、京都で7年、東京で8年、川崎で2年住んだ後、横浜に移ってきてちょうど10年が経ちました。 今回のコラムは「横浜の好きな場所」というテーマが設定されています。書き始めるにあたって、「何を書いたらいいかなぁ」といつものように他の方のコラムを読んでみました。そのなかで安田さんの書かれた「馬車道」にピンと来たのです。馬車道は私も横浜のなかで好きな場所のひとつですが、残念なこと(?)に、ここを通るときはたいていいつも確認申請等の手続きのため役所や審査機関への行き帰りで、あまり楽しい気分のときがないようです。それなのに、何故か?

私が大学生のときヒットした「恋人も濡れる街角」という曲がありました。桑田桂祐作、中村雅俊が唄っていました。唄のなかに「馬車道」が出てきて、それまで横浜に一度も来たことのなかった私には印象的だったことを思い出したのです。

そこで柳ジョージ&レイニーウッドです。熱烈なファンという訳ではありませんが、とても好きなバンドで、CD、LP、カセットテープと形は様々ですがアルバムはひと通り持っています。高校から大学にかけてよく聴いていました。彼らの一般的な知名度がどれ程なのか分りませんが、「微笑の法則 SMILE ON ME」という曲が資生堂のCMに使われたりしたので、私と同年輩の方にはご存知の方も多いのでは。

きっかけは当時まだ中学生だった弟が聴いていた「Y.O.K.O.H.A.M.A.」というアルバムです。彼らの代表作のひとつで、私も気に入ってカセットに録音したものを毎日のように聴いていました。横浜のことが直接唄われている曲は少ないですが、高校生だった私に外国に繋がっている港町としての横浜のことを強く印象付けたアルバムです。私にとって「横浜」と聞いたときにイメージする音楽は、柳ジョージ&レイニーウッドです。

少し照れくさいような歌詞もありますが、興味をもたれた方は是非一度お聴きになってみてください。オリジナルアルバムはどれも良いですが、「Y.O.K.O.H.A.M.A.」「RAINYWOOD AVENUE」「Woman and I... OLD FASHONED LOVE SONGS」「HOT TUNE」あたりが特にお薦めです。

2009/10/17

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