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第3回 豊田 悟

『旅とお国柄』

先日のnew-area045の集まりで座った場所のめぐり合せで、幸か不幸か早々とコラムを書く順番が廻ってきました。それも事務所としては一応世間並みに(?)夏休みと言うこともあり、すっかり忘れておりました。

それでも何故か虫が知らせたのか、何の気なしにarea045のHPを見ていて、はっと気がついた次第です。危うく期限を過ぎてしまうところでした。
来月だと少し書いてみたい題材が身辺にあるのですが、それはまた次回ということにします。

今の時期、旬な話題としてはやはりアテネオリンピックなのですが、スポーツ音痴の私がそのことを書いてもいささか的外れになりそうです。そういえばあまり良く見ていたわけでは無いのですが、お国柄と言うかオリンピックの施設、基盤整備などかなり遅れていて、ハラハラさせられていたようですね。しかしながら、その時期になると不思議と完成してるようで、ぎりぎりにならないとその気にならないのが、ギリシャ人の気質なのだそうです。ギリシャに行ったのはかれこれ30年ほど前ですので、様変わりはしてるかもしれませんが、そういった印象はありました。

一般にラテン系の国々はそのようですね。日本人の律儀な気質からするとその計画性の無さというか、いい加減のように思えるところはいらいらして来そうですが、不思議とそういった国を旅してみると、風土と人々の生活のリズムが自然で、むしろ時間の流れが心地よく感じられるのは私だけではないかもしれません。

ということで表向きは研修、実はそのゆったりした時間に浸りたい(本音は単に気ままにしたいだけかもしれませんが)ということで、時々ふらりと旅をしています。

来月東欧に行くつもりでしたが、周囲の暗黙の反対もありまだ未定です。行けない場合も旅の本などを読みながら、活字と写真の上で旅をして思いをめぐらしてはいますが、目出度く行けましたらそのことで、ダメでしたら来月ちょっとしたことがあり(些細なことなのですが、)次回書きたいと思います。
2004/08/17

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