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第2回 横山敦士

『カキクケ・コラム』

困った。
わー締め切りまであと1日だ。

簡単なことだと思っていた。書くことなどいくらでもあると思っていたのである。
このコラムの連載を始めようと、新area045の発起人である鈴木信弘氏と安田博道氏、そして僕本人が決めたのが、4月の終わりごろだったろうか。
それから4ヶ月である。第1回目の安田さんが、上海旅行のことをさらりと「ちょっといい話」にしてくれてた。そうそうこんな感じでさらりと書けば簡単なことである。 僕も軽妙洒脱にと思ったまま、2ヶ月が過ぎた。

2ヶ月が過ぎると「さらりと」ではいけない気がした。2ヶ月もあったのだからすこし含蓄のある話にしたいのである。
そう、随分前から準備はしてあったのだ。僕の人生にも、コラムなる物を書くときが来るかもしれないと。そのために週刊文春は毎週欠かさずに読んでいた。その文春でいえば、椎名誠「赤マント」から竹内久美子「ズバリ、答えましょう」ぐらいにはしたいところだ。

3ヶ月が過ぎた。鈴木・安田両氏に会う。
「コラムまだですか。はやく書いてくださいよ。」
もう竹内久美子ではだめだ。ここまで引き延ばしたのだ。高島俊男「お言葉ですが・・・」ぐらいグレードを上げなければ。

とうとう、先日のarea045の寄り合いで、みなさんに励まされたり脅されたりしながら、今週中に提出するように締め切りを決められてしまったわけである。
その締め切りまであと1日なのである。

文春をめくりネタ探しをし、コラムの帝王・ナンシー関がいなくなって久しいが未だその穴を埋めることが出来ないななどと思いながら、半日が過ぎてしまった。
8月12日・19日号145ページにエッセイ通信講座「ちょっといい話書けます」の広告記事を見つけ釘付けになっている。

このコラムは建築家が週代わりで連載していくことになった。僕のような書き下手はいないと思うが、不安を感じたらエッセイ通信講座案内書請求先をお知らせ出来ますよ。

来週は豊田悟さんです。
2004/08/10

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