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No.16 工事中に建て主が行うこと

1)楽しみましょう!
まずなにより、建売住宅を「買う」のでなく、家を「建てる」ことを楽しんでほしいのです。建て主・建築家・施工会社3者の互いの顔が見えるなかで、家を「建てる」のは、モノができてゆく醍醐味を味わえる時間です。
基礎が完成する頃には、家の間取りや敷地との関係が見えてきます。また、柱が立ち梁が掛かり屋根が乗る上棟の日には建物かたちや空間のアウトラインが表れます。窓が付き外壁ができれば、部屋からの眺望がどんなであるか想像できるでしょう。
現場で徐々に姿を現してゆく家を、建て主のかたにもできるだけ見届けていただきたいと思います。

2)気を付けていただきたいこと
現場に出向いて工事の進捗状況を見たり、職人さん達とコミュニケーションをはかるのはきっと建て主のかたにとっても、楽しいことだと思います。しかし現場での注意点も2、3あります。
建て主の家であっても、引き渡し前の建物は施工会社の管理下にあります。
現場における万一の事故は、施工会社の監督員の責任になります。現場には建築家や監督員の居る時に出かけ、監督員の了解のもと工事の様子を見るのが原則です。
けれど、ご家族それぞれが仕事を持っている等、休みの日しか現場を見に行けないという建て主のかたもあります。その場合は、建築家や監督員とあらかじめ連絡を取合い現場に行くようにしてください。
職人さんへの茶菓の差し入れはできる範囲で気持ちを表せば良いのではないかと思います。

3)現場で気になることがあった場合
現場に出向くと、設計段階で図面説明を受けただけでは気付かなかった点が見えてくることがあります。
そんな時、監督員や職人に直接要望や指示を出してしまうと混乱を招きます。
現場の指示系統は、建築家→監督員→職人というルートを守ることで整合性が保たれています。
要望はまず、建築家に伝えてください。
建て主への説明・報告と、工事中に判明した不整合点や要望を整理して現場との調整をはかるのは、建築家の監理業務の重要な仕事のひとつです。

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