HOME家づくりの基礎知識INDEX>No.14 工務店の決定、ここに注意!
No.14 工務店の決定、ここに注意!

工務店によって、その所在地、得意分野、技術力、経験、保証内容、会社の経営状態など様々です。その中からあなたの住宅にとって最適な工務店を選ぶことになりますが、以下の点について、しっかりと確認しておきましょう。

1)所在地
工務店の所在地が住宅の建設地からあまり遠くない方が施工も比較的無理なく進めることが出来、又、竣工後のアフターサービス、メンテナンスも気軽に頼むことが出来ます。 特別な理由ある場合を除き、近場の工務店を選びたいものです。

2)得意分野
工務店によって扱う建築の得意分野があります。まず住宅を扱い慣れていることが必須条件ですが、その住宅が木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、それらを組み合わせた混構造であるかによって、それを得意とする工務店を選ぶことが大切です。

3)工事金額
もちろん予算内に収まっていることは大前提ですが、ただ工事金額が安いということだけで工務店を決めてしまう訳にはいきません。
建築家と一緒に見積書の内容を充分確認し、また担当者の説明を受けながらその見積り内容や金額が適正であるかどうかをまずは確認します。

4)技術・経験
良い家を建てるには、何といっても技術力のすぐれた工務店に工事を依頼することが必要です。
特に建築家が設計した家を建てる場合、工務店の高度な技術を要する場合もあります、その工務店が今までにどの様な仕事を行っているかを確認します。
過去に建築家と仕事経験のある工務店に依頼する場合、比較的安心出来ます。
また、その工務店が建てた住宅を実際に見せてもらい、そこの住人から話を聞いてみると色々と分かる事があります。いい工務店ほど建て主の評判が良いものです。

5)品質保証 品確法(住宅の品質確保の促進などに関する法律)では『新築の住宅における構造耐力上主要な部分(構造躯体)と雨水の浸入を防止する部分(屋根、外壁の仕上げ、下地等)について、10年以内に欠陥が発見された場合、工事請負人は無償で補修する等の責任を負う』と定めています。個々の請負契約で異なる定めをしていても、この規定が優先されます。
その他の部分については、一般の契約約款では、引渡後2年程度の保障期間とするものが多いようです。
請負契約時、それらの保証内容について、工務店から書面で説明を受けましょう。

6)経営内容 いざ工事の請負契約を結ぶ段階になると、建て主にとって工務店の経営状態は、最も気になる所です。万一、工務店が工事中に倒産してしまつたらどうなってしまうのかと言った心配は誰もが.抱く事かと思います。
工務店を訪ねたり、ホームページなどでこれまでの仕事状況や活気など確認することは大事なことですが、会社の経営状態まではなかなかつかみ難いのが現実です。
万一倒産した場合の対処法を、以下に2例ほど紹介しておきます。

(1)それなりの工務店を選び平常時は倒産の確率も低いことを前提に行なう簡便な対処法。
請負契約時、工事費の支払いを出来高払い(現場での完成工事に見合った工事費を工務店に支払っていく方法)に近い金額で支払っていく形で契約すると、万一倒産した場合の被害を最小に抑えることが出来ます.。見積り書と工程表から割り出して、厳密に出来高に近い支払い時期を決める事も不可能ではありませんが、簡単には、契約時の支払いを5〜10パーセントに抑え、残額を1/3ずつ上棟、中間、竣工引渡の3回で支払う契約とすれば、出来高払いに近い支払い方法になり、かつ、工務店も受け入れ易いのではないかと思います。
尚、建物の工務店から建て主への引き渡しは竣工時一括というのが一般的ですが、念のためこれも各回の支払額に応じてその都度、建て主に引き渡されるという契約にしておけば、より安全です。
(2)住宅完成保証制度の利用。
どうしても心配な場合には、財団法人住宅保証機構が扱う住宅保証制度を利用することも出来ます。
この場合、工務店はこの住宅保証機構の登録業者である必要があります。未登録の場合は、工事契約までに業者登録を申請し(資格・基準を満たす必要あり)登録する必要があります。 Aタイプ保証とBタイプ保証があり、その為の費用も発生します。詳細はホームページ等で調べてみましょう。

>家づくりの基礎知識INDEXへ戻る