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No.12 見積りが予算オーバーする場合

建築家が取り組む場合、より理想的な住宅を実現する為に、建て主の要望・生活スタイルや敷地条件の分析といった0の段階から出発し、基本設計、実施設計の段階を経て次第に、最適な形・その詳細・仕様を決定していきます。実施設計の最終段階で初めて全てが確定する為、又、下記のような理由も加わって、初期の概算通りに工務店の見積りが納まらないことも多々あります。
そうした場合には、『見積り調整』をして、予定価格に調整していくことになります。

予算がオーバーする主な理由:
1)グレードを高めに設定しがちであること
部材や仕上げの選定する場合、途中段階では、工事費総額への影響を的確に読み難いこともあって、最終的な見積り調整を前提に、とりあえずグレードの高めのものを選定しがちです。

2)工務店が高めに見積る
工務店が慣れない工事項目の見積りを高めに設定してしまう場合。
初めて建築家と仕事を行う工務店にもその傾向が見られます。

3)建て主の強い要望による
建て主の強い要望で、無理なことが予想されるけれど、とりあえず設計に盛り込んでみるといった場合。

4)協力業者、仕入先の価格が工務店により異なる
同じ工事・製品でも協力業者・仕入先によって価格に差があり、これに工務店により異なる利益や経費をのせた見積り価格は、当然、工務店によって異なり一定しません。

5)見積り時期による価格の変動
製品価格は年度ごとに改訂されます。設計期間がこうした改訂時期をまたぐと、そのために一部の見積りが上がる場合があります。通常はそれほどではないのですが、石油価格などの変動や景気の変動が著しい時には少なからぬ影響を受けるので要注意です。職人などの手間の変動に結びつく事も有ります。

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