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No.09 『基本設計』 プラン・形・空間を構想する!

「基本計画」の段階で明解になった様々な条件を盛り込み、住まいのプランや形・空間が構想され、図面や模型として、建築家から建て主に提示されます。その内容を充分検討し、設計の骨格を確定する、とても大事な段階です。

1)基本設計の立案、プレゼンテーション
一般的に、基本設計には2〜3ヶ月程度をかけます。「構想する」と言う、極めて創造的段階ですので、意外と順調にまとまることもありますし、かなり生みの苦しみを味わうこともあります。夢が具体化され、その成果のプレゼンテーションを受ける建て主も、提案する建築家も、とても感動的な時間を楽しむことになる筈です。
建築家から、基本設計案について納得いくまで説明を受けましょう。

2)自分たちの感想・意見を建築家に伝える
基本計画段階で建築家に伝えた要望がどのように盛り込まれ、又、補足されているか、しっかり読み取りましょう。この段階で、伝えきれていなかった要望のあったことに気付くこともあります。予算、敷地条件、法的制約、あるいは構造やプランの整合性の為、諦めなければいけない要望もある代わりに、思ってもみなかった魅力や提案がたくさん盛り込まれているに違いありません。
心を柔軟にして、思い込みに振り回されること無く、そういった内容の自分たちにとっての妥当性をしっかり吟味し、感想・意見を率直に建築家に伝え、説明を受けて下さい。必要に応じ、修正、時には再提案が必要となることも有り得ます。

3)基本設計の承認 この段階で、住宅の骨格
が決定します。充分納得できる基本設計案と確信できた段階で、建て主はこれを承認します。これに基づき、実施設計段階の詳細な図面が作成されていきます。承認以降の工程で基本設計に立ち戻る大きな変更をすると、通常その作業量に応じた費用が発生しますので、そのつもりでの承認が必要となります。
建築家や契約内容によっても異なりますが、基本設計の成果図書には、一般的に、内外仕上げ表、配置図、各階平面図、立面図、断面図(以上いずれも1/100〜1/50程度の縮尺による)、工事費概算書、透視図あるいは模型写真などを含みます。

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